独立するまではどのようなことをされてきたのですか？

神奈川県藤沢市出身で、幼いころから柔道をしてきました。
地元の日大藤沢高校に入学して、地獄のような練習の日々を乗り越えてきました。

その当時の神奈川のレベルは非常に高くて、全国で活躍というわけにはいかず本気の柔道はいったん区切りをつけました。

その後東京の柔道整復師専門学校に入学。

東京や横浜の整骨院で修行をしながら通っていました。
当時の月給は一年目０円。二年目以降３万円です（笑）

朝から晩までマッサージをしてこのお給料でしたが、そのおかげで早く技術を覚えることが出来たので結果良かったのかもしれません。

子供の頃からの夢は何でしたか？

柔道でオリンピックに出る事を夢見たこともありましたが、高校生の時に高い壁にぶつかりその道を断念しました。
そのころ同時に、将来は接骨院を開こうと考えていてその通り２５歳の時に独立して開業しました。

どのような挑戦をし、何を獲得しましたか？

私は常に新しいことに挑戦してきました。

1. 柔道の道を断念してから、接骨院を開業。
2. 腰痛が心理的な要因から来ることを知ってからは心理学を学びNLPマスタープラクティショナーという資格を取得。
3. 心理学を生かしてスポーツのメンタルトレーナーとして現在も九州のあるチームをサポート。
4. 時代の流れを考えた時にこれからは高齢化社会が一番の課題になると考えたことで、介護支援相談員（ケアマネージャー）の資格を取得
5. リハビリの知識を活かしデイサービスラクナールを開設（現在３店舗）
6. 訪問介護事業を開始。
7. 介護施設利用者が最終的に不動産や相続の問題に直面するのを目の当たりにしていたため、宅建士の資格を取得しビックハート不動産を開設。

以上を独立してから１５年間で行ってきました。

どのような心がけでお仕事をされていますか？

私は、医療・福祉業界・不動産業界にわたってお仕事をさせていただいていますが、どの業界にもその業界独特のクセを強く感じました。
業界のクセに染まらず人間若松貴男として、目の前の患者さん、利用者さん、お客さんに接することを心がけています。

これまでの人生の転機はありますか？

人生の転機はたくさんありすぎて一つに絞ることができません。
それを考えると、たくさんの先生や師匠や仲間やお客さん、そして家族の顔が浮かんできます。

私はほんとうに人に恵まれてきたと思います。
私も人の人生が好転していくきっかけになれるような毎日を生きていけるようにしたいものです。

日頃常々気をつけていること、着想を得ようとしていることはありますか？

私が事業を広げていったきっかけは、すべて目の前に困っている人がいたことです。目の前にいる人の心の声をキャッチすることを常に意識しています。

介護事業についてこれからの展望はありますか？

介護については、高齢者住宅も視野に入れていきたいと考えています。
特別養護老人ホームは資金負担は抑えられますが、介護度が高くないと入れなかったりそもそも受け皿が少ないという問題があります。

サービス付き高齢者住宅は、資金負担が大きく誰でも入ることが出来るわけではありません。
一人での生活が難しくなってきた時に、安心して住み替えられる場所の整備が必要なのではないかと考えています。

不動産事業についてこれからの展望はありますか？

不動産については、高齢者の住み替え支援、空き家対策、相続対策等の福祉系不動産事業と同時に、通常の不動産売買のサポートにも力を入れていきます。
一生に一度といっても良いほど大きな買い物である家。
お客さんの未来を一緒に描きながら家を探していく過程は本当にワクワクします。

様々な事業を運営しているので、こちらからお客さんを追いかけるということはほとんどしていません。主に紹介でサポートしてくことが多くなってきています。
目の前のお客さんに誠実にお仕事をさせていただくことでご紹介を頂く。
そんな仕事の仕方をしていきたいと思っています。

これからお客様になる方々にメッセージをお願いします。

不動産取引は買うにしても売るにしても大きな決断がいるものです。

そんな時に隣にいる不動産屋が信頼できるのか出来ないのかで安心感に大きな違いが出ると思います。
私を信頼してくださいと並べ立てても逆に信用できなくなるのが人の心。

しかし、出来ればチャンスを頂きたいと思います。一度お声掛け頂いて若松貴男は信頼に足る男なのか値踏みしてみてください。
言葉ではなく態度で表していきたいと思います。

それではじかれたら悲しいですが、そういうこともあるかもしれません。
人には相性もありますので。

そんな時に私は追いかけたりしません。ほかの不動産屋さんで素晴らしい家が見つかりますようにと願うだけです。
そんなスタンスでお仕事をしているせいかご紹介も頂くようになってきました。

紹介やお問合せを頂くたびにワクワクします。
ここまで読んで頂いたあなたからお問合せ頂けたらうれしいです。
お会いできる日を楽しみにしています。