空き家を整理したい。中古物件の管理。業者の比較の注意点。
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- 空き家を整理したいけど、何から手をつけたら良いかわからない。
- 空き家の整理は勝手にやっても大丈夫か知りたい。
- 空き家と固定資産税の関係について知りたい。
- 空き家を整理する業者について詳しく知りたい。
空き家の管理を任されてしまった。空き家の維持にはお金がかかると聞いている。空き家を整理することで何かしらに活用できるような気がするけれど、何から手をつけたら良いかわからない。
空き家は放置していると、傷むスピードが上がると言われている。空き家を整理して負担の少ない形で所有するためにはどのようにすればよいのでしょうか？
空き家の中のものを整理するには、何から手をつければ良い？
まずその空き家を売却するのか、解体するのか、活用するのかで変わります。
古屋付きとして売却もしくは、解体していくのであれば、価値のあるものや、思い出の品などご自身が残しておきたいと思うものを整理してください。
全てを整理しても良いのですが、本当に大変な思いをされると思います。
残置物をそのままで売却することも出来ますのでご相談ください。
建物を賃貸などで活用するのであれば、すべて整理する必要があります。費用はかかりますが残置物の処理業者などに依頼してしまうことをおすすめします。
相続したくない空き家なのですが、整理を兄弟にまかされています。大丈夫でしょうか？
相続放棄をされるのであれば、整理をする必要はありません。相続放棄には複雑な手続きがありますのでよく確認してください。
空き家だけを相続放棄するということは出来ないので、ほかの資産を相続しようと考えている場合は、親族でよく話し合われる必要があると思います。
実家の整理を任されていますが、勝手にやっても大丈夫なのでしょうか？両親は他界しています。
後で相続人どうしでもめないようによく話し合われたうえで行ってください。
整理をしている中で封のしてある遺言書などが見つかった場合は、その場で開けずに他の相続人に連絡したうえで家庭裁判所で確認することになりますのでご注意ください。
空き家の庭の草木が大変なことになっています。どんなリスクがありますか？
主に二つ考えられます
一つは、近隣の住民とのトラブルです。実害が及べば訴訟や賠償責任にも発展しかねません。管理責任を問われることになりますのできちんと手入れしましょう。
大きな木などが多い茂っている場合などご自身で行うのが難しい場合は業者に依頼します。提携業者のご紹介も可能ですのでご相談ください。
二つ目は、家の老朽化が進みやすいことです。
雑草によって湿気がこもり外壁や基礎部分、床下などの腐食のリスクが高まります。また木などが多い茂って雨どいを詰まらせ、雨漏りなどの被害が生じることもあります。
空き家を整理しないと固定資産税は上がることがある？
建物が建っていると固定資産税の減税を受けることができます。その為、老朽化の進んだ建物でも解体せずにそのまま放置してあるという空き家も少なくありません。
しかし、その空き家が倒壊等の危険となるおそれのある状態、もしくは周囲の景観を損なっている状態であることが認められると、行政から特定空き家に指定されます。警告などを無視していると、減税措置がなくなり、約３～４倍の固定資産税がかかることになります。さらに放置してしまうと強制的に解体されて解体費用を請求されることになってしまいます。
空き家は放置せずに、なるべく早い段階で対処することをおすすめします。
空き家が放置され、近隣に迷惑がかかるとどんなことが起こりますか？
近隣からの訴訟問題につながるケースもあります。特定空き家に指定されると上記のように行政からの強制措置につながる恐れもあります。
空き家を整理する業者にはどのような種類がありますか？家の内部や外部など
空き家に残っているものは残置物と呼ばれます。ご自身で片付けられるのであれば良いですが、想像以上に大変な思いをされると思います。
そんな時は業者に依頼することを検討してください。
①解体業者
建物をはじめから解体する予定なのであれば、解体業者に頼むことも出来ます。ただし、追加費用が必要となりますのでお見積りの上ご検討ください。
②不用品回収業者
不要なものをまとめて処分してくれます。単純に物が多ければ費用も高くなりますので、費用を抑えたければご自分である程度片付けていくと良いでしょう。
注意するのは、仕訳をするだけでは料金は変わらないということです。
かえって作業がやりにくくなることもありますのでご注意ください。
③遺品整理業者
細かい仕分け作業を行ってくれます。買い取りできるものは買い取ってくれるというのも遺品整理業者の特徴です。
ただ一概には言えませんが比較的不用品回収業者より費用がかかることが多いようです。
空き家の整理の費用を抑えるためにするべきことはありますか？
どれだけ物があるかで料金が変わってきます。
お時間と体力があるのであれば、ある程度物を減らしておくと良いでしょう。意外とリサイクルショップなどで値段が付くものもあるかもしれませんので、チャレンジしてみるのも良いと思います。
空き家のものの量で料金は変わるのですか？それとも、家の大きさですか？
処分するものの料や手間で変わってきます。必要な人員や時間、トラックの台数などが変わる為料金に違いが出てくるようです。業者によっても違うので詳細は見積もりを出してもらってください。必要があれば提携業者のご紹介も可能ですのでお問合せ下さい。
まとめ
残置物はそのままでも売却できることが多い為、あせって手を付けなくても大丈夫です。まずはその不動産をどのようにしていくのか方向性を定めることが先決です。
アドバイザー
若松貴男
株式会社ビックハート代表
株式会社ビックハートは、栄区で介護施設4拠点、整骨院、不動産会社を運営。介護福祉・身体の状態・不動産という3つの視点から高齢者の生活をサポートしています。
ビックハートとは？
保有資格一覧：宅地建物取引士/柔道整復師/介護支援専門員（ケアマネージャー）/福祉住環境コーディネーター２級/高齢者住み替え支援相談員
許認可：神奈川県知事（1）第30995号